2022年2月26日10:00-12:00第2750地区米山記念奨学会では、コロナ禍の影響を受け、いや、コロナ禍だからこそ、出来る今期卒業する米山奨学生のために、米山奨学生と米山学友、そして、ロータリアンとの繋がりを深めるイベントとして、米山ワークショップ!世界の米山学友達とのパネルディスカッションを開催しました。
「卒業した米山奨学生(米山学友)は一体何処に行ったのか?【米山学友の権利と義務、そして、責任とは?】をテーマにした今回のワークショップは、米山奨学生、カウンセラー、ロータリアンに米山学友を良く知って貰うことにより「米山奨学生・米山学友・ロータリアンとの絆」を大切にすることを目的にしました。
今回のファシリテーターは当地区米山記念奨学委員会 宮崎陽市郎委員長が務めておりまして、パネラーは韓国米山学友会 全炳台会長、スリランカ米山学友会 プブドゥ会長、関西米山学友会 何顧問、第2820地区茨城米山学友会 劉会長等、海外米山学友会から2名、国内米山学友会から2名が今回のパネルディスカッションに参加されました。
司会は私が務めまして、最初宮崎委員長の本イベントの主旨を含めてのご挨拶、その後、役員紹介、三浦ガバナーのビデオご挨拶、パネルディスカッション、富沢ガバナーエレクトの総評の流れで進行を行いました。
5名によるパネルディスカッションの中で、スリランカ出身のプブドゥ会長は継続的にスリランカ米山学友会と日本のロータリークラブとのコラボ奉仕活動を行うこと、劉会長は茨城米山学友会の組織特徴、そして、卒業記念冊子作成、ロータリー月信投稿を紹介、何顧問は米山記念奨学事業の財産は米山学友である、私達は一生かけていろんな所でいろんな形でロータリーの奉仕の精神を実行している、決してロータリーからの恩を忘れているのではない。全会長は毎年日本人米山奨学生に奨学金を授与し、最初の1名の日本人米山奨学生から現在7名までに増えていること、普段から各国、各地区の米山学友会間の交流が活発的に行なわれることが世界平和への一つの道であることなど、ファシリテーターからパネラーへの質問、パネラー間での活発的なディスカッションが段々テーマに沿った内容に纏まっていきました。その他に、学友会への勧誘について気軽に学友会活動に参加できるように役員会のサブメンバー制の導入や、学友会の会費制、メンター制度など其々の米山学友会に違いはあるものの、共通点として世界に2万人以上もいる米山学友達は世界平和のために米山精神を忘れず、米山学友として一生の誇りと自慢を持って行動することを感じました。
今回のワークショップには100名以上のロータリアン、米山学友、米山奨学生が参加されまして、あっという間に90分のパネルディスカッションが過ぎてしまいまして、最後には恒例のロータリーソング「手に手をつないで」を皆さんで歌い、閉会しました。終わった後、沢山の方々より素晴らしいパネルディスカッションでしたとのコメントを頂きまして、ある学友からはわざわざ東京に戻ったのでこれから学友会の活動に積極的に参加したいとのメールも頂きました。私自身も先輩、後輩に沢山学びがあり、感銘を受けました。
米山記念奨学会からは米山学友会の関わりにアイディアを頂いたと、このようなイベントを全国の地区米山委員会でも広がるといいなあと思いましたとのコメントを頂きました。