Rotary International District 2750 BLOG

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2750地区米山記念奨学生 イミンさん(中国内モンゴル自治区)

名前

 イミン

出身

 中国内モンゴル自治区 

奨学期間

 2019- 

世話クラブ

 東京赤坂ロータリーグラブ

現在の仕事

 昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程在学中

世話クラブとの交流エピソード

2019年4月16日、オリエンテーションの日、私の両側に座っていたのはカウンセラーとなる吉田さんと当時副会長だった熊本さんでした。それから既に二年半も経ち、最初は例会の時に吉田さんがいないと緊張してどうすれ良いかわからない私でしたが、今はクラブのどなたとも普通に会話して、特に去年から毎週お世話になっているところでもあります。
 
私にとって、この二年半は千字ではまとめきれないほど沢山の思い出が残りましたが、ここでは三つを紹介したいと思います。
 
2019年8月29日に、東京赤坂ロータリークラブは「若者に希望を与える自然体験(すだて漁)」という奉仕活動を行いました。身体や精神的に不自由や障害がある子供や若者たちと交流し、一緒に手づかみで魚を取って、取った魚を料理してもらい、楽しい時間を過ごしました。障害というものは、子供たちにとって選択できないことであるかもしれないですが、そのまま受け入れてくれる、一緒に行動して同じ遊びをできる環境や社会は創造可能です。私にとって、社会奉仕活動の必要性を感じさせた一日でした。
 
私は中国の内モンゴル出身で、両親は草原暮らしで、遊牧をしています。実は今年、クラブの方々を実家に連れて行きたかったのですが、コロナの影響でできなかったです。幸い、都内にモンゴル料理の店が何店舗もありまして、代わりにそちらへ案内しました。日本人にとって、羊肉と言えば、必ずジンギスカン鍋を思い出しますが、実は私の食べ方は少し違います。そして、皆さんとゲルの中で、モンゴル衣装を着ながら、本場モンゴル料理を楽しめました。
 
それから、今年はクラブの親睦旅行に参加することができました。三泊二日の九州旅行で、日本の歴史、伝統文化、緑に溢れる自然に魅了された貴重な体験となりました。歴史の流れを感じる伝統と近代建築が融合した街並みが印象的で、和食の多彩な食材や食器と美しい盛り付けも魅力的でした。私にとって、「親睦旅行」ということば自体が素敵な表現であり、旅行中お互いに理解を深める良い機会でもありました。
 

将来の夢

現在、モンゴル研究をしていますが、将来につなぐ第一歩として素敵な論文を仕上げることです。日本とモンゴルの学術交流において架け橋になれる人でありたい。学校とロータリーの方々から教わった知識を活かして、将来的に国際的な場で活躍できる人として成長していきたいと思います。
 

その他

ロータリーとの出会いは、私の平凡な学生生活を多彩にしてくれました。例会に頻繁に参加し、素晴らしい方々の卓話やグラブの方々の話を聞いて、いつも元気をもらっています。最初の奨学期間は短かったのですが、東京赤坂ロータリークラブの方々の暖かい支援のおかげで、引き続き奨学金をいただくことができました。いつも支えてくださり、見守ってくださっている皆さんに、心から感謝を申し上げます!
 

 

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